夏が終わりませんね。
どうも。涼しい顔して汗をかく大将です。
夏休みも残りわずかとなりましたが、みなさんは有意義にすごせたでしょうか?
個人的にはですが、今年は探検部員として非常に充実した活動ができたと思います。
沢登りに無人島合宿に富山クワガタ合宿に・・・
来る9月13日〜16日には岐阜での関ヶ原の合戦合宿が控えております。
ここで、夏合宿の総括(私が参加しているものばかりですみませんが)をしたいと思います。
8月7日〜13日の無人島合宿。
13日まで完遂した・・・・と、言いたいところですが残念ながら台風の影響で途中敗退、10日で強制終了となってしまいました。
まあ、よかった点をいくつか挙げてみますと、まず一番良かったことは、食糧がある程度確保できたことに尽きるのではないでしょうか。
去年は来る日もふぐしか釣れず、朝昼は配給制の乾パン10粒飴10粒で飢えを凌ぎ、夜には探検部の海のトリトン:メシア先輩がもりでしとめてきたタコを10人でひとかけらずつ食べ、獲物が取れない日は具ナシの味噌汁で腹を膨らませ、翌日の朝には顔がむくんでパンパン、さあ大変!という状態でしたが今年はなんと、毎日昼飯付き(といっても一口程度ですが)、夜もちゃんとした食事(といってもすごく原始的な食事でしたが)にありつけました。去年の、朝飯に昼飯って何?私そんな単語知らないわ、状態を思い出し目頭が熱くなりましたね。
亀の手ですっけ?やらよくわかんない魚やらよく海でみかける小さい蟹、アワビっぽいのやウニ(あれ、これは幻覚かな?)、あと、いっきが大活躍して大きいタコを一日に二匹ももりでしとめてきたり、と魚介類はバリエーションに富んでいました。けれど蟹が生きたまま網の上で焼かれ、悶え苦しみながら焼け死んで行く地獄絵図を見ながら「おいしそう」という探検部員がいたのを目の当たりにして、人間は極限状態でこうまで残酷にもなれるのだな、と思い知らされ改めて自然の厳しさを痛感した次第です。
あともう一つ良かったのは、これは2年以上の人にあてはまるものだと思いますが、無人島入りした瞬間に胃がセーブモードになる、これまでの経験から身につけた、いかに快適に暇を潰すかという術を駆使できたこと、だと思います。
不思議とお腹がすかないのです。たぶん無人島に入った瞬間に胃が去年のことを思い出し、完全なスリープ状態になったのでしょうね。なのでいっきのお手柄で一人あたりタコの足3本ずつと大判ぶるまいされたのですが、胃がびっくりしたのか調子が悪くなりました。
また、去年は初めての経験で、ガツガツやってやろう!という気持ちがあったのですが今年はそんなたいそうな気持は露も起こらず、体力温存という名目のもと、2女と3女全員が「4日目から頑張るわ」といって、一日中蚊帳の中でごろごろ昼寝したり本読んだりという状態でした(笑)
まあ快適に暇は潰せたと思います。
そして宣言どおり、4日目から探検をし、他の2女ともども今日からが我らの無人島合宿の始まりだ、と思っていた矢先、探検から帰ってきた時点で、台風の影響で合宿の中止を知らされ、すでに渡船業者さんも迎えに来られている状態でありました。いやはや。
嵐のようにキャンプを撤収し、フェリーに乗って人間界に戻り、おふろとごはんのために松山へと向かいました。
帰りの際の出来事に関して特記すべきは本多の華麗なる雄姿ではないでしょうか。
迎えのフェリーが陸につけず小型のモーターボートでザック搬送を行うことになったのですが、なんだかモーターが壊れている感じでした。そこで本多がザックを積んだボートの上から蛙のように腹這いになり、フェリーと結ばれたロープをたどって水面をくるくる回りながら頑張って搬送してくれました。笑わざるを得ない光景でした。
去年は1,2回目ではシャンプーが泡立たず、5回シャンプーしても頭皮の汚れが完全には落ち切らなかったのですが、今年は途中敗退のせいかわかりませんが、1回目できれいに泡立ち、2回目ではまがりなりとも人間の姿に近づけました。ごはんもとてもおいしかったですね。
今回の無人島合宿はなんだか不完全燃焼な感じでしたが、来年は頑張ってください。
来年はもう行きません。行くわけがない。絶対行かねーよ。もっと夏休みを大学生らしく有意義に過ごしたいと思います。海外にでも行ってるんじゃないでしょうか。
一年生、そして来年の一年生、頑張ってね
とりあえずいまんとこ大将、堀地、田岡は行かない決定です。